冷たい密室と博士たち 森博嗣

「すべてがFになる」を読み終えた勢いで購入し、程なく読了。密室のトリックを解き明かす過程で UNIX が使われるあたりこの作者前作と同様結構気に入っている様子である。ここ数作は S&M シリーズと呼ばれているらしく、助教授の犀川と学生西之園萌絵から来ている様で前者には共感を覚えるが後者には名前からして違和感。内容に関しては「すべてがFになる」程の勢いが感じられず残念でソレに伴いワタクシの以降作品を読む意欲も正比例し、書店で目にするも購入を躊躇した次第。んが、今 Web で読んだところによればこの作品の方が作成したのは先だとの事、もう一冊読んで様子を見ようかね