天使と悪魔

シリーズニ作目になる本作、原作から考えるとジョン・ラングトンシリーズとしては打止めになる。今現在。にしても原作ではダ・ヴィンチコードから表記とふるえるほど楽しませてもらった手前アンテナにどうしても引っかかってしまい観た次第。

筋はバチカン市国で法王選出の儀式(コンクラーベ)に四人の有力候補が誘拐されかつ、この世界最小国を消し去る威力の爆発物(反物質)で秘密結社からこのカトリックの総本山は脅される。ソレを救うのかラングトンと美貌の反物質絡み科学者ヴィットリアは、、、となる。帯でも書こうかしら、もといワタクシとしては原作を読むことをすすめるな、重厚に書かれているウンチクが当たり前だが表現されていない。なにか他の工夫はなかったものかね、前作同様薄っぺらい。

原作を読まずにこの作品を観た場合どうだろうか。二時間に詰め込まれているエピソードが多すぎると思う。もったいない。

原作者のダン・ブラウンの次回作が待ち遠しい、既に刊行分はハードカバーで読んだがもう一度読み返してお茶を濁す事にする。ワタクシの中で全作品中一番面白い天使と悪魔から