イン・ハー・シューズ カーティス・ハンソン

さもキャメロン・ディアズだけの映画というような宣伝の仕方によってこの監督にはL.A.コンフィデンシャルで以前シビレさせていただいたということを観終わってから知ったワタクシだがこういうドラマもイケルのねと感心した
内容はモテ系で尻軽の妹にキャメロン・ディアズ、賢いホワイトカラーの姉に名脇役といった風情の方(お名前失念)のまったくもってして正反対の性格で唯一の共通点は靴のサイズが同じであることでコレは表題になっている。
さて、キャメロン・ディアズだがこの作品によってかわいいだけの俳優から間違いなく突き抜けたと思う、アホみたいなチャーリーズエンジェルもいいがドラマもこなせる息の長い俳優の仲間入りと言ったところか...
それにしても役柄上読書障害だということだがこういうのがあるとは知らなんだ、それがうまく作用してくるが描き方が秀逸でこれでも監督にしびれさせてもらったね、男性の監督なのにこのアナログが過ぎる姉妹間の葛藤なりをさらっと表現して見せるのには恐れ入りました、もうすぐ公開が終わるのでDVDでも借りて観るが吉。
ほっ!製作にテルマ&ルイーズリドリー・スコットの名前がある、納得。